種別 住宅(2011.12.25)
建築地 東京都豊島区
規模 木造平屋
建築面積 133.91㎡
延床面積 176.13㎡
設計・デザイン 中山秀樹建築デザイン事務所
施行 株式会社山口建設
Photo -
 

concept

 



アンティーク収集家のオーナーからのご要望は「出来る限り雰囲気を壊してほしくない、新装感を出さないように」という

再生とは間逆のものであったが、こちらも貴重な経年変化をみすみす覆い隠すことは考えておらず、むしろ望むところであった。

そして今回決定的だった施主との共通認識は「機能とデザインが対峙した場合はデザインを優先する」と言う事。

高気密化、高断熱化・・・リフォームではごく当たり前のように行われる性能改善策・・・今回はこれらが最優先にならない。

よって既存部を徹底的に活かし、新設部は既存部に限りなく同化させる今回の手法は、云わばそっと手を添えるだけでどの程度変化するのか?

読めそうで読み切れない初めての試みとなったのだが、結果的には一見どの範囲をリフォームしたのか見分けが付かないが、ただ、真新しい素材の香りだけが唯一リフォームを感じさせるという面白い結果となった。

改修前の和室(茶の間)   建築家のご祖父様が設計したこの家は、繊細で落ち着いた趣を醸し出していた。

改修前の和室(茶の間)
  建築家のご祖父様が設計したこの家は、繊細で落ち着いた趣を醸し出していた。



 

改修後の和室(茶の間)   床は栗の無垢材を使用、壁面は漆喰仕上

改修後の和室(茶の間)
  床は栗の無垢材を使用、壁面は漆喰仕上



 

広縁(改修前)   網代天井が腐っていたため屋根は全面吹き替え

広縁(改修前)
  網代天井が腐っていたため屋根は全面吹き替え



 

広縁(改修後)   木製建具は既存の洗い仕上のみ

広縁(改修後)
  木製建具は既存の洗い仕上のみ



 

吹抜(改修前)    天井を剥がすと立派な梁が表れたので急遽、意匠として利用する事となった。

吹抜(改修前)
   天井を剥がすと立派な梁が表れたので急遽、意匠として利用する事となった。



 

キッチン(改修後)   茶の間とは一線を画すように古梁を表しダイナミックな空間とした。

キッチン(改修後)
  茶の間とは一線を画すように古梁を表しダイナミックな空間とした。



 

キッチン(改修後)    日中はトップライトからの日の光、夜は照明の明りが力強い梁を照らす。    そして茶の間との境を曖昧に仕切るよしず障子が絶妙なアクセントとなった。

キッチン(改修後)
   日中はトップライトからの日の光、夜は照明の明りが力強い梁を照らす。
   そして茶の間との境を曖昧に仕切るよしず障子が絶妙なアクセントとなった。



 

雨漏りの跡が激しかった廊下(改修前)

雨漏りの跡が激しかった廊下(改修前)



 


改修後の廊下   新規建具色は、既存と同色を選択。

改修後の廊下
  新規建具色は、既存と同色を選択。



 

改修後の廊下   玄関ホールとの間の建具はオーナーが自らアンティーク店で見つけた電話BOX用のもの。

改修後の廊下
  玄関ホールとの間の建具はオーナーが自らアンティーク店で見つけた電話BOX用のもの。



 

改修後の玄関

改修後の玄関



 

リビング゙(改修前)   もとは和室であったところをリビングに改装    一番日当たりのいい部屋が使われていなかった。

リビング゙(改修前)
  もとは和室であったところをリビングに改装
   一番日当たりのいい部屋が使われていなかった。



 

子世帯側LDK(改修後)    こちらは築30年ほどの増築部分のため、フルリフォームとした。    梁などはそのまま表し、塗装のみで仕上げる。

子世帯側LDK(改修後)
   こちらは築30年ほどの増築部分のため、フルリフォームとした。
   梁などはそのまま表し、塗装のみで仕上げる。



 

吹抜け(改修後)

吹抜け(改修後)



 

子世帯側キッチン(改修後)

子世帯側キッチン(改修後)