■ご自宅を建てようと思った理由、きっかけは何ですか?
これまで、家族と賃貸住宅に入居しており、今後の生活スタイルを考えた場合、家族(特に子供)の為にも良好な環境の中で末永く生活を送りたいという事と、子供の為に未来に資産を残すという意味でも、比較的資産価値のある土地への戸建てを考えました。
■打合せ時の中山の印象はどうでしたか?
こちらの提案に対して、色々と親身に聞いて頂き、プラスアルファなご提案をして貰いました。また、ローコスト住宅ということで、限られた予算の中で無理な要望を聞いて頂き、当初諦めていた屋上なども作って頂き大変感謝しております。
■どのような条件を要望し、どのような提案を受けましたか?
これまでの賃貸生活は日当良好な二階リビングでしたが、計画敷地は住宅に囲まれた立地で、一階がリビングになることで日当たりの悪さを懸念しておりました。日中電気をつける生活はしたくありませんでした。
そこで、デザイン性と室内の導線を重視し、同時に日当たりの良さや機能性などを考慮して貰うようにお願いをしました。
【中山秀樹建築デザイン事務所からの提案】
吹抜けを介した採光と通風を提案しました。小規模の窓でも十分な光量が一階まで届き、吹抜けの窓はカーテンを必要としないため、月夜を楽しめます。
また、奥様からはまだ小さなお子さんの気配をどこからでも感じたい、キッチンは明るく開放的にしたい。というご要望でしたのでキッチンは吹抜けの中央に配置することで開放的で家族の気配を感じられるプランをご提案しました。
ご主人様は遊び心のある空間をご希望でした。階段は小上りになっている畳スペースの先にあるため、一見すると二階に上がる階段が見当たりません。また、子供室は吹抜けに浮いているような配置で、ツリーハウスのような雰囲気に仕上げました。工事途中で子供室から吹抜けに面する開口部にドアを設置したいというご要望から、突き上げ窓を提案しハックルベリーのいえのように仕上がりました。また、屋上も近隣からプライバシーを守りながらも開放的な空間となっており、子供も大人も楽しめる居場所となっています。
■打合せを通じて一番印象に残っていることは何ですか?
現地打合せで徐々に家が組み上がっていく様子です。
後は、各ショールルームでの打ち合わせが楽しい反面、決めなくてはいけない事項が多く、意外に大変だったことが印象的です。
■最後に、お家で一番気に入っているところはどこですか?
ご主人様:リビングルーム小上がりから見る子供部屋&屋上です!
奥様:キッチン廻りです。