町医者のような存在でありたい。
今日は狛江S邸リフォームのお引き渡し。
写真のUPが間に合わなかったが、新築のような変わり映え。
建て主とお母様のためのリフォームがついに終了。
全貌を今日初めてご覧になられて喜んで頂いているとは思うが、
何よりもホッとしたご様子。
ここ数カ月の窮屈な仮住まいから解放され、
そして数十年間における生活のご苦労やご不便さが一気に解決できたわけだから無理もない。
お二人で窓外を眺めながら「明るいね~」とつぶやく姿は印象的だった。
これまで幾度となく打合せをしてきたこの物件もこれで終了する。
もうお会いすることもないかな?と建て主もお思いのはず。
いえいえ、家は建ててから、住み始めてからが大切。
多少の不具合等が出るでしょうからそんな時はご遠慮なくご連絡ください。
いつでも馳せ参じますよ。
そう、私は建てた後もその家をずっと見守ってきたいと思っている。
患者より患者の体に詳しい町医者のように。
Sさんのように新しい出会いがあれば古いお付き合いも当然ある。
来月は”さしおうぎのいえ”の一年検査。
ついこの間引き渡したばかりのような感覚だったが、早いものである。
建て主に連絡を取り日時の候補日を頂くことにした。
あまり長くはお話しできなかったが、ご家族皆様お元気そう。
嫁に出して一年の家。どんなふうに家族の色に染まっているのか楽しみである。
と同時に不具合が無いかも確認しなくてはならない。
町医者の出番である。