木ってやっぱりいいですな~
鴻巣の曲り家では”木の風合い”にこだわりました。
出来ればアルミサッシも木製にしたかったのですが、
そうすると予算がとんでもないことになってしまいます。
でも、まあアルミサッシは金属の部分が相対的に少ないので美観を損なうことはありませんから
目くじら立てる程ではありませんし、気密、水密性を考えれば一番いい建材です。
問題は雨戸・・・
特にシャッターというものは如何せん美しくないですね。
昔に比べてずいぶんとスリムになりましたが、それでもカッコ悪い・・・
あの、アルミ部材剥き出しなのが味気ないんですね・・・たぶん。
でも、防犯や防風には威力を発揮するので完全否定できないのも事実。
そんなわけでこの物件ではこんなもの作ってみました。
木製雨戸
よく見ていただくと面材はルーバー状のスリットになっていて、
雨戸をしめ切っていても通風が可能な優れもの!!
また、この写真を見て気付いた方も多いかもしれませんが、
このルーバーを全て製作するととんでもなく高価なものになりますが、
あるものを組み合わせることでアルミシャッターよりリーズナブルに製作することができます。
開放したところ。
上吊レールなので女性でも片手で操作できます。
また、木製なので主張することなくアクセントとして外観に馴染んでいますね。
今回のように庇が奥まっていて雨掛りが少ない場所など仕様箇所は限られますが、
安直にアルミ部材を使用せずにちょっと工夫するだけで結構いいものができるものです。