帰省
14日から16日まで故郷の会津若松に里帰りをした。
14日、渋滞にハマると思ったが、意外とスイスイ。
結構早く着いたので高速を猪苗代ICで降りて、強清水で蕎麦を食べることにした。
14時頃ついたのだが店は満員。しばらく外で待たされる。
私達が席に案内されると同時に他の客達が席を立ったので、
注文後は待たされずに済みそうと安心する。
強清水はスルメ、身欠き鰊、まんじゅうの天ぷらが有名。
まんじゅうの天ぷらに抵抗がある私はスルメと身欠き鰊の天ぷらとざるそばを注文。
店の客は疎らなはずだが、30分たっても出てこない。蕎麦なのに・・・
その後ようやく天ぷらが運ばれて、その10分後にざるそばが出てきた。
田舎蕎麦が相変わらずうまい店なのだが、待たされたことで感動も半減。
しかし怒りも無く非常にニュートラルな気持ちで実家へ向かう。微妙な寄り道。
その晩は祖母の家で食事。祖母が元気そうで何よりだ。
15日は朝から高校野球を見る。
“聖光学院対PL学園” 結果はご存じの通りPL学園の勝利。惜しい試合だった。
聖光学院の皆さんお疲れ様です。
会津の友達に電話を入れると高校野球の結果で落込み気味。一人にしてあげることにする。
その後、実家の電話が光通信になったので母親のPCのセッティングを始める。
セッティングは無事完了したのだが、母親のPCが恐ろしく古かったためフリーズ。
対処方法は買換えのみ!ということでをノートPC買いに家電量販店へ。
ポイントの付かない店なので早速値引交渉。
店員が入れ替りながら1,000円、2,000円の値引き攻防戦。
表示価格より3,000円値引いて幕を下ろす。
同店で甥っ子におもちゃをねだられ購入する。
おもちゃを手にしながら、ニコッとされると敵わない。財布の口が開いていた。
この日の昼はラーメンかカツ丼を食べたいと家族で議論をしていたら、両方食べることで合意。
二つも食べられるのか?しかし二日に分ける時間は無い。
一抹の不安と味への期待を抱えながら会津若松の”いちばん”というお店へ向かう。
まずはラーメン。醤油味のあっさりしたスープで喜多方ラーメン独特の麺の香りが漂う
オーソドックスでいちばん好きなタイプのラーメン、とても美味しかった。
カツ丼はソースカツ丼。
肉厚がありトンカツのボリュームはあるが、ご飯が少なめでバランスが取れていた。
最近会津でもやたらボリュームを強調する店が増えたが、私はあまり好まない。
バランスは重要である。
ソースは若干甘めだったが懐かしい味を堪能した。
完食したが、さすがに二つはキツかった。欲求に打克てない己の脆弱な精神を憂う。
この日は1日遅れで会津に向かっていた妻が合流。
高速バスで4時間、疲れた素振りを見せずに仕事の合間を縫って来てくれた。
忙しいのに盆正月の行事ごとを重んじてくれる妻に感謝。
父親と祖父母の墓参りを済ませ、この日の夜は実家で食卓を囲んだ。
16日渋滞に遭いながら東京へ帰った。
あっという間の盆休みだった。振り返ると墓参り以外は盆にすることか?
と思う事ばかりだったが、久し振りに会った家族と何気ない日常で充実感を
味わえることは素晴らしいことである。
父が亡くなり、祖父母が亡くなり、今年は叔母が亡くなったばかり。
自分が年を重ねるごとに身近な人達がいなくなっていく事を、この頃痛感するようになった。
今まで以上に家族の大切さを実感した里帰りだった。
ちょっと湿っぽくなったので
会津若松の”いちばん”おいしかったですよ。ぜひ行ってみてください。