うちにも送り込まれた最終兵器/幼獣マメシバ
2009.10.23
映画は好きなのでいつかブログに書こうと思いながら、まさかこの映画が第一弾になるとは・・・
幼獣マメシバ
もともとUHF局のTVドラマから始まり今年の夏に映画化したもの。
かなりローカル、少なくとも私の周りで話題に上がったことは無い。
もしくは知っていてもカミングアウト出来ずにいたのかも・・・
タイトル通り豆柴が出演する映画だが、いわゆる動物の可愛さを売りにしたドラマではない。
犬が海を泳いで仲間に会いに行ったり、窮地から御主人様を救ったりすることも無い。
話は35歳ニートの成長を面白おかしく、ちょっと真面目に、そしてちょっと感動的に描いている。
そこに豆柴がちょこっと花を添える。
しかし侮るなかれ
こうまで深い内容を浅く描いている?浅い内容を深く描いている?映画はそうはない。
情けない主人公の情けないほど不器用で情けないほどローペースな成長が自分にも思い当たる。
彼の何気ない日常と自分の人生を照らし合わせてこの映画を見ることが出来れば結構面白い。
キャスティングもこれまた地味だが、渋く味のある役者で固めている。
映画版はアナザーストーリーでもあり完結編でもある。
よってTV版と映画版のセットがオススメ。
ブログタイトルの意味も映画の中に・・・
本日、TVドラマ版+映画版セットでDVD発売。