設計事務所の舞台裏/その2
2009.11.04
現場が始まったら職人にお任せするのが一番楽だがそうもいかない。
当然、構造体など性能に関する箇所はどのような状況であれ、お任せではないのだが、
デザインに関する部分も注意深くチェックする必要がある。というかチェックしてしまう性分である。
今日もその作業。
自分の頭の中を人に伝えるのは非常に難しい、自分の当たり前は人の当たり前ではないから。
建築現場において最大のコミュニケーションツールは図面。
なので自分が職人になったつもりで図面を描く。
“初めて図面を見る職人が勘所を押さえられるか”と、想像しながら。
これなら伝わると思える図面を描くのだが、確信はない。
というのも職方も様々であるため、あとは現場で直接会って打合せ。
職方の反応を見て理解してくれたか否か判断する。
理解してくれて初めて確信に変わるのである。
今日の打合せに間に合わせるため、必死です・・・!!
ブログ書いてる場合か!?