本日、政府から非常事態宣言が出されましたね。終息の目処も立たぬ状態で外出し難い子供達が辛くならないか心配です。

そんな子供達のストレスをできるだけ溜めないようにイベント等を考えても家の中では限界があります。

そこで、生活そのものを楽しむという基本に帰ってみようと思います。

きょうは陽気も良かったので、屋上にシェードを張って屋外勉強部屋を用意しました。

予想通り（?）子供達は大喜び！

普段以上に捗ったように思います。

常々私は家の至る所に「居場所」をつくること提唱してまいりました。今回のような有事を想定してではありません。

生活を楽しむことは人生を楽しむことと同じです。

家づくりにおいて、間取りや耐震、断熱、防音、設備機器ｅｔｃ。難題山積と考えてしまう方も多いと思いますが、これはらは全て二次的要素です。一番大事なことは、新しい家で”何気ない”生活が楽しめるかどうかです。

食事、団欒、入浴、睡眠、勉強、仕事ｅｔｃ。これらを皆さんが思いつくいつもの場所以外で行うことができたらどうでしょう？想像するだけでワクワクしませんか？

昨今の目まぐるしい情報技術の発展により常識と思われてきたことや慣例が崩れてきています。兎角日本人はそれらに縛られてきた民族と私は思っておりますが、今こそ脱却するときであると考えます。

犠牲になられた方もいらっしゃいますので不謹慎かもしれませんが、敢えて申しますと、今回のコロナ禍は我々の意識を変える機会でもあると思っております。

二次的要素に惑わされず本質を見極める眼を身につけたいと思います。