狛江S邸現場監理/10.12.09
2010.12.09
今日は狛江S邸の現場監理。
解体工事が粗方終了し、築40年近い建物の中身が見えてきた。
幸いなことに土台や柱の腐食は皆無。
基礎も思った以上に健全でこの後の補強もやり易そうだ。
腐食や劣化以外にリフォームで注意しなければならないのが、
柱や梁といった構造材の寸法が意外と貧弱であるということ。
当時の建築では当たり前の材料寸法であっても今の耐震性は確保されていない。
写真のように大きな節のある梁が使われている事が良くある。
構造材の総取替なら新築になってしまう。
既存を残しながらの補強・・・
そのため現場のスタッフと知恵を出し合う。
この作業が一番大変かもしれない・・・