いよいよ終了するリフォーム
2011.12.13
築70年のリフォームがいよいよ完成する。
既存を活かしつつ、新しいエッセンスを散りばめる。
今回の特徴は、建具一枚を隔てて、茶の間とキッチンのイメージが異なる。
茶の間は数寄屋のイメージを残しつつ、キッチンは勾配天井の古民家のイメージ。
こういったギャップは生活に潤いをもたらす可能性を秘めている。
床の間。
元々の”しつらえ”が繊細だったのでそこには一切手を加えていない。
床は栗の無垢材を使用。
キッチン上部。
古材を表しこちらは古民家のようなイメージ。
トップライトから優しい明りが洩れてくる。
終わってみれば(まだ終わっていないが)なかなか難しいリフォームとなった。
図面では現れない問題点等に対してデザインは勿論のこと、費用、時間、
総括して判断しなければならない。そして的確でなくてはならない。
こんな場合は経験値の高さが物を言う。
そして本物件は、この後母屋のリフォームに入る。