さしおうぎのいえ/地盤調査
2009.10.03
先日さしおうぎのいえの地盤調査を行った。
キクオカ屋の菊岡氏に立ち会って頂き、本日その写真が届いた。
木造住宅では一般的なスウェーデン式サウンディング試験を行う。
この試験方法を簡単に説明すると、
先端が尖ったロッドにおもりを徐々に100Kgまで載せていき、
100Kgの自重で沈まなければそこからロッドを回転させ強制的に貫入させていく。
一回転は180°、だから360°回せば2回転となる。
そして、そのロッドが25cm沈むのに要した回転数から地耐力を割り出す。
このような計測方法なので見ていると大体の予測がたてられる。
100Kgに満たないうちに沈んだり、回転数が少ないのに貫入量が大きければ
あまり良い地盤とはいえない。
その逆なら良好な地盤と予測できる。
ただ、実際はそれほど単純ではないので最終的には正式な報告書が届いてからになる。
写真のように機械を用いているが、いたって原始的な方法。
それもそのはず、その名の通りスウェーデンの国鉄が採用したのが始まりらしく
歴史は100年近くになるらしい。
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